事件⑤に対する原告と被告丸川知雄の主張の対比:招聘講演者たちの宿泊費の支払い件

事件に関して以前のブログを参照されたい:

原告の主張:

本来,学会大会の3名の招聘講演者たちの宿泊費は早稲田大学が出すことになっていたが,担当の研究員Z氏がホテルの係りの返事を誤解した(甲40)ため,その日に一番目日本に到着した招聘講演者C先生がホテルでチェックインした時にいきなりホテルに宿泊費の支払いが要求された。

ちょうどその直後にC先生に会った原告がC先生から事情(宿泊費がホテルに要求されたこと)を聞いて,原告がすぐ最寄りのコンビニで自分の口座からお金をおろして招聘講演者の宿泊費を立て替えて払いました(C先生3泊とT先生3泊)。原告の手元に3番目の招聘講演者K先生の宿泊費が足りなかったため,K先生を迎えに行ったIA氏に電話して,K先生の宿泊費の立替をIA氏にお願いした。

その日の夜に,原告が早稲田大学の担当研究員Z氏,被告丸川知雄,IA氏に以前早稲田大学の担当研究員Z氏からの返事メールを転送し,Z氏の誤解によりトラブルが起きたことや原告が立て替えて2名の宿泊費を払ったこと,IA氏に3番目の講演者の宿泊費の立替をお願いしたことを説明した。

その後,早稲田大学のZ氏が原告,被告丸川知雄,IA氏にメールを送り返事した(甲4)。Z氏からのメールの主な内容は①Z氏が南京大学に滞在している。②今回は原告の臨機応変があって助かった。➂ホテル本郷フォーレストとの間に誤認が生じて残念だ。④早稲田からの支出である場合,早稲田関係者以外の人間による立替は認められない。Z氏のメールに対して,被告丸川知雄からのメール(甲42)の主な内容は①招聘者3人にそれぞれ5万円の謝礼をお支払いする件は大丈夫なのか。②(翌日(学会初日)に(早稲田大学に)5万円×3をお持ちいただけるようであれば結構ですが,そうでない場合は対策を打たなければならない。

被告丸川知雄が返事した時に宿泊費を立て替えて払った原告に対してちっとも感謝する言葉もなく,後日にいつどうやって院生の原告に立て替えて払った金額を返してくれるかに関して一文字も言及していなかった。。

まず,被告丸川知雄が事件の前後に原告に尋ねたことがない。むしろ被告丸川知雄が立替の件の話を避けていた。

次に,原告は他人の後ろで他人の悪口をしていない。原告がZ氏,被告丸川知雄,IA氏,ホテルの係り全員にメールを出して,以前のメールのやり取りと照合しながら,問題の原因を指摘し,原告自分自身の対応,現状をZ氏,被告丸川知雄,IA氏,ホテルの係り全員に話した。

 

被告丸川知雄の主張:

被告丸川知雄がこの件について原告に尋ねると,原告は「早稲田大学の担当者のせいだ」というのみで,特に解決に乗り出さなかった。