東京大学ハラスメント苦情申立15-1号案件の経緯と登場人物相関図

東京大学ハラスメント苦情申立15-1号案件をお話する前に、まず、案件に関わる人物をご紹介する。

 

申立人annoiell東京大学の大学院生

           
被告教授・加害教授:丸川知雄教授東京大学社会科学研究所教授

 

東京大学社会科学研究所 (ISS, University of T)

石田浩教授:   東京大学社会科学研究所前所長(所長任期は2015年3月31日まで)

SI教授: 東京大学社会科学研究所前副所長(副所長任期は2016年3月31日まで)

MY教授: 東京大学社会科学研究所副所長(副所長任期は2016年4月1日から)

佐藤香教授:  東京大学社会科学研究所教授

OM教授: 東京大学社会科学研究所所長(所長任期は2015年4月1日から)

 

東京大学ハラスメント防止委員会委員長南風原朝和理事(2015年度、2016年度)
東京大学ハラスメント防止委員会委員長松木則夫理事(2017年度、2018年度)

 

全学事実調査班

小森文夫教授全学事実調査班班長東京大学物性研究所教授(ISSP,University of T

I准教授: 東京大学教育学研究科

OKさん:  弁護士

 

 

ほか

KKさん: 東京大学人事部労務・勤務環境課(ハラスメント苦情申立担当)

長嶋あけみ相談員東京大学ハラスメント相談所相談員(Harassment Counseling Center

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2014年11月11日夜、丸川知雄教授にメールを送り、丸川知雄教授の苛めや理不尽な呵責にはもう耐えられないので、11月12日から社会科学研究所のリサーチアシスタントを退職すると申した。11月12日に丸川知雄教授から「賛同」という返事をもらった。

 

2014年11月17日10時に私の(東京大学赤門総合研究棟にある)勉強室で第三者に立ち会ってもらい、社会科学研究所リサーチアシスタント仕事に関連する書類、社会科学研究所オフィスの鍵などを社会科学研究所のIAさん(当時特任助教)に渡し、仕事をIAさんに引き継いだ。

 

2014年12月2日に社会科学研究所のTKさんから連絡があり、11月17日の打刻について聞かれた。TKさんに「11月12日に丸川知雄教授に退職を了承してもらい、11月17日に仕事をIAさんに引き継いだ」と伝えたが、TKさんに「退職手続は後ほどほかの係りから連絡する」と言われた。

 

2014年12月2日以来社会科学研究所から何も連絡をもらわなかったため、2014年12月22日に私がTKさんに連絡し退職手続について聞いたが、2014年11月12日から私が丸川知雄教授にずっと「在職欠勤」とされていたことが判明した。

 

2015年1月6日に私がメールで社会科学研究所の石田浩所長(当時所長、所長任期が2015年3月31日まで)に丸川知雄教授の研究不正、パワーハラスメント行為、アカデミックハラスメント行為を申し立てた。

 

2015年1月7日11時から12時15分まで、赤門総合研究棟537室(社会科学研究所の社会調査室)で石田浩所長と面談を行った。面談の最後に石田浩所長が「三日間以内ご連絡します」と私に言ってくれた。

 

2015年1月21日に、丸川知雄教授が「研究室に戻り、(私が履修していなかった)授業に顔を出しなさい。そうしないとと論文指導の4単位を落とす」という趣旨の脅迫メールを私に送ってきた。一方、2015年1月7日以来、石田浩所長から何も連絡をもっていなかった。

 

2015年1月26日に私がメールで石田浩所長に「全学ハラスメント相談所にいく」と伝えてから、11点15分から12点45分まで全学ハラスメント相談所にて長嶋あけみ相談員と面谈を行った。その日の午後、石田浩所長からメールの返事をもらった。

 

2015年1月29日11時30分から12時15分まで、赤門総合研究棟537室(社会科学研究所の社会調査室)にて石田浩所長と面談を行った。「社会科学研究所が丸川知雄教授の行為について調査班を設置する」と石田浩所長が私に伝えてくれた。

 

2015年2 月12日10時~11時15分(10時~11時30分という予定であったが、途中で社会科学研究所の教授たちが面談を打ち切った)、赤門総合研究棟533室でSI教授、MY水教授、SK教授と面谈を行った。社会科学研究所の教授たちに訊問された感じでした。録音した。

 

2015年2月23日に長嶋あけみ相談員に呼び出され、13時30分から14時30分まで東京大学ハラスメント相談所で長嶋あけみ相談員と面谈を行ったが、長嶋あけみ相談員に申立を諦めようと勧められた。その日の夜、一晩眠れなかった。

 

2015年2月25日に、石田浩所長に面談で社研事実調査班の教授たちに追い詰められて、非常に不安だと伝えた。石田浩所長に二回目の面談に出席して頂くようと懇願したが、「君がプレッシャーをかけられたと言うから僕が面談に出たら、外がどう我々社研を見るか」と石田浩所長に断れた。

 

2015年3月5日10時から11時30分まで、赤門総合研究棟533室でSI教授、SK教授と面谈を行った(MY教授がなぜか欠席した)。今回は最初から追い詰められ、プレッシャーをかけられた。録音した。

 

2015年3月26日11時~12時25分,赤門総合研究棟537室で石田浩所長と面談を行った。石田浩所長が部署所長として丸川知雄教授のハラスメント行為を認定できる立場ではないが、個人の研究者として、証拠となるメールを読んで、やはり丸川知雄教授の行為が不適切だと思うと言った。石田浩所長の発言を録音した。

東京大学石田浩前所長が丸川知雄教授の行為に対する評価.mp3 - Google ドライブ

2015年3月26日12時25分まで石田浩所長と面談を行った後、私は何も食べられなくて、缶コーヒー一杯を飲んでから全学ハラスメント相談所に行った。13時から14時まで長嶋あけみ相談員と面談を行い、全学ハラスメント防止委員会に申し立てることを決意した。

 

2015年3月31日13時45分から14 時まで、社会科学研究所の所長室で石田浩所長に『調査報告書』を要求した。その場で社会科学研究所事実調査班のSK教授にひどいことを言われた。

 

2015年4月1日に丸川知雄教授に「論文指導」という4単位が落されたことを確認した。

 

2015年4 月6日13時~13時20分,全学ハラスメント相談所で長嶋あけみ相談員にハラスメント苦情申立書を提出した。東京大学ハラスメント防止委員会に提出したのは、申立書1ページ、陳述書(手書き)11ページ、証拠リスト5ページ、メールの印刷などの証拠112ページであった。

 

2015年4 月8日に社会科学研究所の『調査報告書』が書留で送られた。報告書で丸川知雄教授のハラスメント行為をある程度認定した。ただし、社会科学研究所事実調査班の教授たちが自らの不適切な行為を隠蔽するために、報告書の数ヶ所で彼らにとって都合のいいことを書いた。

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2015年5月12日に社会科学研究所の調査報告書をメールで東京大学ハラスメント相談所の長嶋あけみ相談員に送り、長嶋あけみ相談員を通して、全学のハラスメント防止委員会に提出した。

 

2015年5月21日に東京大学人事部労務・勤務環境課 勤務環境・共済チームから連絡があった。

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2015年5月25日東京大学人事部労務・勤務環境課 勤務環境・共済チームが東京大学ハラスメント防止委員会委員長並びに事実審査班長からの文書をメールで送ってくれた。本件に関する事実調査班が2015年5月21日付設置されたと言われた。6月8日に事情聴取を希望すると返事した。

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2015年6月1日に東京大学人事部労務・勤務環境課 勤務環境・共済チームから連絡があり、6月8日に事情聴取が行うと伝えられた。

 

2015年6月8日、東京大学人事部労務・勤務環境課のKKさんのメールの指示に従い、12時25分に山上会館にお伺い、14時まで全学の事実審査班の三名の方と面談を行った。人事部労務・勤務環境課の係り二名、ハラスメント相談所の長嶋あけみ相談員が同席した。

 

2015年7月8日に東京大学人事部労務・勤務環境課 勤務環境・共済チームから連絡があり、6月8日の事実聴取が録音されたので、事実聴取の反訳の確認が要求された。

 

2015年7月10日に東京大学人事部労務・勤務環境課 勤務環境・共済チームが郵送した事実聴取の反訳(6月8日分)が届いた。録音のチェックをお願いした。2015年7月13日10時から全学ハラスメント相談所で録音のチェックが行うことになった。

 

2015年7月13日10時から、全学ハラスメント相談所で面識のない人事部の係りと一緒に事実聴取の内容を録音データで確認した。その後、長嶋あけみ相談員と個人的に面談を行い、反訳(6月8日分、未修正・未訂正)のコピーを長嶋あけみ相談員に共有した。

 

2015年7月14日に東京大学人事部労務・勤務環境課 勤務環境・共済チームに修正・訂正した反訳、補足説明、補足資料を書留で郵送した。

 

2015年7月16日に東京大学人事部労務・勤務環境課 勤務環境・共済チームから連絡があり、8月3日に2回目の事情聴取が行うと伝えられた。

 

2015年8月3日13時30分~15時まで、本部棟12階中会議室で全学の事実審査班の三名の方と二回目の事実聴取を行った。人事部の係り二名、長嶋あけみ相談員が同席した。

 

2015年8月3日二回目の事実聴取の時に、私が社会科学研究所の事実調査班及び石田浩所長との面談の録音データを提出した。私の陳述を聞いて、全学事実調査班班長小森文夫教授(東京大学物性研究所)が「社研のことについて我々報告することできないですかね。できないですね」と仰った

東京大学全学調査班班長小森文夫教授の発言「我々報告することできないですかね。できないですね。」.WAV - Google ドライブ

2015年9月13日に東京大学人事部労務・勤務環境課 勤務環境・共済チームが郵送したヒアリングの反訳(8月3日分)が届いた。

 

2015年9月16日13時30分から、東京大学本部棟12階中会議室で人事部の係りと一緒にヒアリングの内容(2015年8月3日の分)を録音データで確認した。

 

2015年9月17日に東京大学人事部労務・勤務環境課 勤務環境・共済チームに修正・訂正した反訳、補足資料を書留で郵送した。

 

2015年10 月31日に東京大学人事部労務・勤務環境課 勤務環境・共済チームが郵送した「全学事実調査班報告書」が届いた。「報告書」に丸川知雄教授の問題点がいろいろと指摘されたが、証拠変造・事実隠蔽などの(意図的に丸川知雄教授を庇う)ところをたくさん発見しました。証拠変造・事実隠蔽のほかに、

たとえば下図の丸川知雄教授からのメールについて全学事実調査班は「このメールは学生指導として書かれたものと認定できる」と報告書(全学事実調査班報告書7ページ目下から9行目)に書きました。

ちなみに、東京大学社会科学研究所の調査報告書には丸川知雄教授のこのメールについて「不必要に強圧的な表現が含まれている」と書いてある。

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2015年10月31日に届いた「全学事実調査班報告書」と2015年4月8日に届いた「社会科学研究所調査報告書」を読み比べ、同じ事件に対して丸川知雄教授の説明(詭弁)が全く違うというところが沢山ある。

 

2015年11月4日に東京大学人事部労務・勤務環境課 勤務環境・共済チームを通して、「全学事実調査報告書」の問題点を指摘し、『再審査申立書』(13ページ)並びに新証拠を全学ハラスメント防止委員会に提出した。

 

2015年11月5日に東京大学人事部労務・勤務環境課 勤務環境・共済チームを通して、全学ハラスメント防止委員会にメールを提出した。

 

2015年11月6日に東京大学人事部労務・勤務環境課 勤務環境・共済チームからの連絡が届いた。

 

2015年12月21日に東京大学人事部労務・勤務環境課 勤務環境・共済チームにメールを送り、OK弁護士が事実聴取の時にFacebookで写真をアップロードしたりしたことを申し立てた。証拠を同メールに添付した。

 

2015年12月22日に東京大学人事部労務・勤務環境課 勤務環境・共済チームからHT理事・副学長からの通知を送りたいという連絡があった。

 

2016年1月7日に東京大学人事部労務・勤務環境課より南風原朝和理事・副学長からの通知が届いた。同封されたのは丸川知雄教授からの文書(事前に同封されたのは誰にも聞いていなかったが)。どうやら南風原朝和教授丸川知雄教授に謝罪させたようだが、丸川知雄教授が捺印した文書はむしろ詭弁文だ。

 

2016年1月8日東京大学人事部労務・勤務環境課 勤務環境・共済チームにメールを送り、申立書、証拠となるメール・資料、反訳、社会科学研究所調査報告書、全学事実調査報告書、再審査申請書などを添付した。全学ハラスメント防止委員会に不服申立をしました。

 

2016年4月25日に私が全学ハラスメント相談所に伺い、2016年度ハラスメント防止委員会委員長が何方かを尋ねて、不服申立の手続をお願いしたが「委員長が変わるとしても組織が変わらない。君、委員会や人事の連絡方法を知ってるでしょう、自分で連絡したら」と長嶋あけみ相談員に言われた。

 

2016年4月26日に東京大学の役員と人事部にメールを送り、申立書、証拠となるメール・資料、反訳、社研調査報告書、全学事実調査報告書、再審査申請書、ハラスメント防止委員会委員長および人事部とのやりとりを添付した。全学調査班班長の小森文夫氏をCCに入れました。

 

2016年4月27日に東京大学人事部労務・勤務課のKKさんから「ハラスメント防止委員会委員長の南風原朝和理事にお取次ぎいたしました」というお返事をもらった。